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9月からピアノのお稽古を再開することにしました。
3ヶ月ぶりに先生にお会いできると思うと、嬉しくて嬉しくて・・・
ピアノを弾くことに関しては、嬉しさ70%、不安が30%かな。
久しぶりにグランドピアノを弾けることは楽しみなのですが、
「今の自分の耳」にピアノの音色やバランスがどんな風に聴こえるのだろうか・・・
高音の全く聴こえないエリアは勘で弾くしかないのかな・・・
と、ちょっと心配です。
でも、取り越し苦労しているだけでは前へ進めません。
先ずはレッスンに行ってみることにしました。
そして先生にアドバイスを頂きながら、試行錯誤してみようと思います。
突発性難聴を発症してからのこの3ヶ月間は辛い気持ちで過ごしてきましたが、
決して無駄な時間ではなかったと思います。
私はお稽古に通っていると
「次のレッスンまでに課題を仕上げたい」と、気持ちが急いてしまいます。
もちろん練習の過程は楽しいのですが、根を詰めてしまいがちです。
でも発症して暫くの間は
ピアノを弾くことからも音楽を聴くことからも完全に離れていました。
そのことが良いきっかけとなり、
ピアノに対する焦りのようなものを一旦リセットすることができました。
またその間、
楽典の入門書や子供向けに書かれた作曲家についての本を読んでみたり
以前読んだピアノの名器や仕組み、名曲について書かれた本を見直したり、と
いろいろな方向から楽しく学ぶことができました。
今までの立ち位置から 一歩引いて、広い視野で「音楽の世界」を眺める。
・・・病気がその機会を与えてくれました。
その後、徐々に耳鳴りにも慣れ、
今はピアノを弾きたいときに弾き、音楽を聴きたいときに聴く、という
心地好い時間を味わっています。
今、あらためて思うのは、
「私は音楽を心から愛しているのだな」ということです。
「ピアノを弾く喜び、聴こえる幸せ」 をしみじみと感じています。
「病気になって良かった」とは言えないけれど、
病気がくれた時間や気付きは、私の宝物です。
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